2019年10月3日木曜日

何故、養育里親の認知度や理解が進まないのか

養育里親の登録を目指して約1年

なかなか周囲の方の認知が低いことに苦労しています。
色々と頑張って伝えようとしていますが、自分の子どもじゃない子(血のつながりのない子)を育てることに対して、難しいんじゃないか、大変なんじゃないか、育児をなめているんじゃないかとか色々といわれます。

マイノリティーな存在なので、認知度が低く理解もされにくいことは分かりますが、
それでも、血がつながっていないから大切にできないとかいう理屈はないかなと思います。
血がつながっていたって、おなかを痛めて生んだ子だって虐待死させる親もいるじゃないですか。
だったら、しっかりと里親として研修を受けて審査を通った里親のほうがちゃんと育てられると思いますし、児童養護施設で十分な愛を受けずに育てられるよりかは何倍もましなんじゃないかなって思います。

2018年10月のデータですが、18歳以下の人口は 約2千万人(総務省統計局)

実親から離れて暮らす子ども3万5千人(厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課)
です。
(児童養護施設や乳児院 29,250人、里親やファミリーホームなどの家庭で暮らす子どもが6,546人)

なかなか周りにそんな子どもに馴染みが無い人も多いかもしれませんが、0.175%程度です。1000人に1~2人くらいの割合ですね。

なので、今まで関わった人の中でも知らず知らずのうちに関わったことが、
あるかもしれませんが、あまり公言するものでもないですし、仲のいい友達とかではない限りは関わる機会がない人も多かったのではないでしょうか。

LGBTよりも少ない割合ですね。それでも、そういう子がいて、養育里親っていう制度があるんだよっていう事をもう少し、学校関係者や親世代の方々には知ってもらえたらいいなぁと思います。

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