2019年9月6日金曜日

養育里親を増やしたい

養育里親を増やしたい

養子はなんとなく聞いたことある人がいると思います。
里親に関しては、ペットに関しては聞いたことある人もいるかもしれないけど、子どもの里親に関して知ってる人は少ないかもなぁって感じですよね。

簡単に言うと、養子は他人の子どもを自分の戸籍に入れて自分の子どもとすること。親権がある。
里親は自治体で保護した他人の子どもを預かって育てること。親権はなく、親権の一部となる「監護・教育権」「懲戒権」のみ与えられるそうです。

民放で親権「監護・教育権」「居所指定権」「懲戒権」「職業許可権」「財産管理権」「代表権」などがあります。

現在、実親のもとで暮らせない子ども1/7しか里親の元には行けず、それ以外は施設で暮らしてます。(平成29年厚生労働省:社会的養護の現状について)
里親委託数:5,000
児童養護施設、乳児院:30,000

自治体としても、施設での養育よりも、家庭での養育を推進しているのですが、全体的に里親が足りない状況です。

子どもが欲しい家庭としては里子ではなく養子としたい気持ちがあると思いますが、親権を手放したくない親が多いんですね。
いつかは迎えに行けるかもしれない、お腹を痛めて産んだ子だから、自分の血が流れている子だからということで、絶縁したくないのでしょうね。

でも今の現状としては養子縁組の数は、実親と暮らせない全体数の1%にも満たない状況ですね。

養子縁組は倍率が高いのです。
逆に養育里親は足りてない。

だったら養育里親を増やした方がいいですよね。

あなたが子どもが欲しい理由はなんですか?
血の繋がりがそんなに重要ですか?
老後の面倒を見てもらうために子どもが欲しいんですか?
お腹を痛めて産まないと愛着が湧かないとでも思ってるのですか?

大事なのは、一緒に過ごす時間、共に共有する感動や思い出じゃないですかね。
子育ては無償の愛とも言われますが、それには血の繋がりが必要なんですか?

里親は子育てには十分すぎるほどの手当てが出ます。下手すると新卒の初任給くらいの手当てがもらえる場合もあります。

もっと、多くの方に里親制度を知ってもらって子どもの欲しい家庭と家庭が欲しい子どもが幸せに暮らせるような世の中になればいいなと思います。



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