2019年10月20日日曜日

家庭訪問の日程調整〔里親研修〕

8月末に里親申請の書類を提出して、約1か月半、

ようやく次のステップである家庭訪問の打診がありました。

家庭訪問からは担当窓口が変わるのですが、その担当係がとても忙しいそうで、
連絡をいただくまでに時間がかかりました。

従来は1日で家庭訪問を行っていたそうですが、1回の家庭訪問で確認する内容が増えて、
時間もかかるようになったそうで、2日に分けて家庭訪問をすることとなりました。

だいたい6時間かかるそうなので、1日目3時間、2日目3時間と分けてやるみたいです。

こちらからすると休みをとる手間などを考えると1日でやってほしいとは思いますが、
職員さんのことを考えると、6時間ぶっ通しでいろいろと確認しても、頭がパンクして
ちゃんと理解したり確認することができなくなりそうですもんね。

ということで、来月と再来月に1回ずつ家庭訪問が決まりました。

そこから、実地研修なので、やはり1年くらいは里親登録にかかるスケジュール感で間違えないと思います。

2019年10月3日木曜日

何故、養育里親の認知度や理解が進まないのか

養育里親の登録を目指して約1年

なかなか周囲の方の認知が低いことに苦労しています。
色々と頑張って伝えようとしていますが、自分の子どもじゃない子(血のつながりのない子)を育てることに対して、難しいんじゃないか、大変なんじゃないか、育児をなめているんじゃないかとか色々といわれます。

マイノリティーな存在なので、認知度が低く理解もされにくいことは分かりますが、
それでも、血がつながっていないから大切にできないとかいう理屈はないかなと思います。
血がつながっていたって、おなかを痛めて生んだ子だって虐待死させる親もいるじゃないですか。
だったら、しっかりと里親として研修を受けて審査を通った里親のほうがちゃんと育てられると思いますし、児童養護施設で十分な愛を受けずに育てられるよりかは何倍もましなんじゃないかなって思います。

2018年10月のデータですが、18歳以下の人口は 約2千万人(総務省統計局)

実親から離れて暮らす子ども3万5千人(厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課)
です。
(児童養護施設や乳児院 29,250人、里親やファミリーホームなどの家庭で暮らす子どもが6,546人)

なかなか周りにそんな子どもに馴染みが無い人も多いかもしれませんが、0.175%程度です。1000人に1~2人くらいの割合ですね。

なので、今まで関わった人の中でも知らず知らずのうちに関わったことが、
あるかもしれませんが、あまり公言するものでもないですし、仲のいい友達とかではない限りは関わる機会がない人も多かったのではないでしょうか。

LGBTよりも少ない割合ですね。それでも、そういう子がいて、養育里親っていう制度があるんだよっていう事をもう少し、学校関係者や親世代の方々には知ってもらえたらいいなぁと思います。

2019年10月2日水曜日

まだまだ、家庭訪問のスケジュールの連絡が来ないです。

まだまだ、家庭訪問のスケジュールの連絡が来ないです。

里親申請の書類を提出して1ヶ月以上が経ちました。
ここからは、担当部門が変更になり、担当者も変わるそうですが、
その次の担当部門が忙しいようです。

乳児院や児童養護施設への研修などを担当してくれる部門なのですが、
今ちょうど、乳児院の研修者が一度に申し込みをされているようで、
その調整を優先されているとの事。

2歳以上の養育里親だと児童養護施設で主たる養育者は5日(同居者は3日)ですが、
0歳からだと乳児院で主たる養育者は10日(同居者は5日)も研修期間が必要だそうです。

里親になる方は0歳からを希望される方が多いので、研修の調整も大変だと思います。

私たちは、2歳以上からを希望しているので、そこまで大変ではないと思いますが、
どうなるのかなぁとソワソワしています。

2019年9月10日火曜日

大人の欲望のためではない子どものための里親制度

里親制度は子どもが欲しい夫婦のための制度ではない!


これは、研修でもしっかりと学ぶことなんですが、里親になろうとする夫婦は、子どもがほしいけどなかなか出来ない人が多くて、

不妊治療の末に選択することが多いのね。


うちは、不妊治療すらしてないけど、やっぱり、里親に興味を持つとっかかりって、子どもを授かれない「代わり」として考える人が多いと思うのです。


さて、その「代わり」として預けられた子どもはどんな気持ちでしょう。というところを考えないといけないわけです。


里親制度は、あくまでも、実親のもとで過ごすことが出来ない「子どものため」の制度であり、大人の欲望を満たすための制度ではないのです。


動機は"私は"「子どもがほしい」であっても、里親となるときには、"子どもが"「健やかに過ごせるために」と主語を変えて考えられるようにならないと里親には向かないのかなと思います。そもそも、親に向かないと思います。


そんなこんなで、現在は、児童相談所の職員の方の家庭訪問待ちです。2ヶ月以内には調整してくれるそうです。

2019年9月6日金曜日

養育里親を増やしたい

養育里親を増やしたい

養子はなんとなく聞いたことある人がいると思います。
里親に関しては、ペットに関しては聞いたことある人もいるかもしれないけど、子どもの里親に関して知ってる人は少ないかもなぁって感じですよね。

簡単に言うと、養子は他人の子どもを自分の戸籍に入れて自分の子どもとすること。親権がある。
里親は自治体で保護した他人の子どもを預かって育てること。親権はなく、親権の一部となる「監護・教育権」「懲戒権」のみ与えられるそうです。

民放で親権「監護・教育権」「居所指定権」「懲戒権」「職業許可権」「財産管理権」「代表権」などがあります。

現在、実親のもとで暮らせない子ども1/7しか里親の元には行けず、それ以外は施設で暮らしてます。(平成29年厚生労働省:社会的養護の現状について)
里親委託数:5,000
児童養護施設、乳児院:30,000

自治体としても、施設での養育よりも、家庭での養育を推進しているのですが、全体的に里親が足りない状況です。

子どもが欲しい家庭としては里子ではなく養子としたい気持ちがあると思いますが、親権を手放したくない親が多いんですね。
いつかは迎えに行けるかもしれない、お腹を痛めて産んだ子だから、自分の血が流れている子だからということで、絶縁したくないのでしょうね。

でも今の現状としては養子縁組の数は、実親と暮らせない全体数の1%にも満たない状況ですね。

養子縁組は倍率が高いのです。
逆に養育里親は足りてない。

だったら養育里親を増やした方がいいですよね。

あなたが子どもが欲しい理由はなんですか?
血の繋がりがそんなに重要ですか?
老後の面倒を見てもらうために子どもが欲しいんですか?
お腹を痛めて産まないと愛着が湧かないとでも思ってるのですか?

大事なのは、一緒に過ごす時間、共に共有する感動や思い出じゃないですかね。
子育ては無償の愛とも言われますが、それには血の繋がりが必要なんですか?

里親は子育てには十分すぎるほどの手当てが出ます。下手すると新卒の初任給くらいの手当てがもらえる場合もあります。

もっと、多くの方に里親制度を知ってもらって子どもの欲しい家庭と家庭が欲しい子どもが幸せに暮らせるような世の中になればいいなと思います。



2019年9月5日木曜日

養子でも良くない?その考えから始まった

これは、養育里親になるまでの備忘録として記すメモのようなものとして書いていきたいです。

今は、里親基礎研修が終わり、これから家庭訪問という状況です。

里親登録までには1年ほどかかります、
説明会への参加、面談、基礎研修、面談、書類提出、家庭訪問、実地研修、修了研修、里親認定
といった感じです。

児童相談所の方も忙しいのでそれぞれでスケジュール調整が必要です。

なので、ゆるゆると里親申請を進めていく感じになります。

その間考えることも多いと思うので、その時間も大切に過ごしていこうと思ってます。